才能と苦悩の葛藤！映画『グッド・ウィル・ハンティング』徹底解説！あらすじ・評価も紹介！

⏲上映時間は2時間07分。
約2時間の映画となっており、比較的集中力を持続しながら視聴可能な映画となっています。主演のマッド・デイモンと心理学者役のロビン・ウィリアムズとの掛け合いやストーリーや設定が面白く、飽きずに見続けられる作品であると思います。

📘マット・デイモン演じる天才的な頭脳を持つ青年ウィルとロビン・ウィリアムズ演じる心理学者ショーンとの心の交流を描いたヒューマン・ドラマです。
脚本は、マット・デイモンとベン・アフレックが共同で担当しており、完成度の高さを高く評価されています。
実際に、1998年のアカデミー賞では見事に脚本賞を受賞しています。

👥個人的には、演技よりもストーリーが素晴らしい作品という印象を受けました。
ただ演技面でも高い評価を受けており、心理学者役のロビン・ウィリアムズはアカデミー賞助演男優賞を受賞しております。
ロビン・ウィリアムズは今回の学者系の落ち着いた役から、『ミセスダウト』のようなポップな役まで幅広くこなしつつ、その全てにおいて高い完成度を誇っているので本当に才能のある俳優なのが分かりますね。
ちなみにロビン・ウィリアムズのアカデミー賞受賞は本作のみとなっています。

💴製作費：1000万ドル
💴全世界興行収入：2億6000万ドル
💴ヒット率は驚異の26倍で、比較的低予算での映画としては稀にみるメガヒットと言えます。

👥20代以上の男女にオススメです。
1人で見ても楽しめますが、恋人や家族と見ても楽しみやすい作品となっています。

俳優として当時まだ無名だったマット・デイモンがハーバード大学在学中の1992年に書いたシナリオを親友であるベン・アフレックに見せたことから映画化に向けた共同執筆が始まりました。
マット・デイモンは結局ハーバード大学を中退し、役者に本腰を入れるようになります。
ベン・アフレックとは幼少期に家が近所であったことから交流をもつようになっています。
「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の映画化には、ベン・アフレックに見せた1992年から完成の1997年まで、長い年月と紆余曲折を要し、1998年にようやく公開までこぎつけたという歴史があります。
現在、アカデミー賞を受賞したのは本作の『脚本賞』のみですが、『インビクタス/負けざる者たち』（09）や『オデッセイ』（15）でもノミネートはされており、個人での初受賞が待ち遠しい俳優の1人となっています。