映画・ドラマ

「凶暴な愛」とは何か?【レオン】を解説!人気やあらすじ・評価も紹介!

今回は映画『レオン』に関する様々な情報を分析し解説します。
まだ見たことがない方や1度見たことがある方も是非とも参考にして下さい。

評価

総合評価 80点

「レオン」の項目ごとの評価や評価できる点と評価できない点をまとめました。

エンタメ性
脚本
演技
ヒット率
客観的評価

 

評価できる点
ハードボイルドなアクションシーンが多くエンタメ性に優れています。また、「愛」や「復讐」をテーマにした深いメッセージ性があり、作品としてとても深みのある映画となっています。登場人物の配役と演技が素晴らしく、大きなインパクトがあります。映画評価サイトでのレビューも軒並み高く、世界的にも有名な作品として今も君臨しています。

評価できない点
ヒット率はそこまで高くはなく、「記録」としての評価は高いとは言えません。
百聞は一見に如かずということでまずは見てこそ作品の魅力が分かると言えるでしょう。

簡単あらすじ

ある日、少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)の一家が殺される事件が起きる。マチルダは殺された弟の仇を討つべく、隣室に住む凄腕の殺し屋レオン(ジャン・レノ)に殺しの特訓を受ける。2人はお互いい信頼関係を高めていき、ついに真犯人を突き止める。
日本でのキャッチコピーは「凶暴な純愛」年齢も境遇もかけ離れた2人のまさに「禁断の愛」が描かれています。監督は、『グラン・ブルー』や『ニキータ』のリュック・ベッソン。

リアルタイム


エンタメ性

「復讐」や「愛」をテーマとしており、感情移入がしやすく見入ってしまう作品となっています。
ハードボイルドなアクションシーンが多く、エンターテインメント性も非常に高いです。
上映時間も1時間50分(劇場版)と長くはなく、飽きずにみられるのではないかと思います。

脚本

残念ながら、脚本に関わる賞の受賞はありません
リュック・ベッソンは、『レオン』(94)は、『ニキータ』(90)の別バージョンであると言及しています。
『ニキータ』もいわゆる「禁断の愛」をテーマにしており、殺し屋が主人公になっています。
「劇場版」よりも22分長い「完全版」は、レオンとマチルダが愛の言葉(初体験を迫る)を交わすシーンなど刺激的なシーンが収録されています。
『レオン』ではこういった常識には囚われない愛のカタチやを強いメッセージとして伝えてくれています。

演技

物語の主軸であった3名の演技が高く評価されています。

⑴マチルダ・ランドー

まず、当時13歳だったマチルダ役のナタリー・ポートマン。なんと2000人以上のオーディンションを勝ち抜きマチルダ役を勝ち取りました。
大学はハーバードを卒業、大人になってからは『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞など生涯優秀であったことが分かりますね。赤毛にショートカット、そしてかなりませた表情や言動、加えて頭の回転も超早いというあの少女は、インパクト抜群で一生忘れることができないでしょう。

⑵ノーマン・スタンスフィールド(スタン)

そして、ゲイリー・オールドマン演じる麻薬取締局の刑事スタン。実は、麻薬密売組織を裏で牛耳るラスボスという2面性を持っています。
難しい役どころですが、なかなかのサイコパスでまさに怪演。ゲイリー・オールドマンほど役の幅が広く、なおかつ悪役がしっくりくる俳優は他にいないかもしれません。

⑶レオン・モンタナ

最後に本作の主人公ジャン・レノ演じるレオン。丸眼鏡のサングラスにニット帽が特徴の超一流のプロの殺し屋です。
丸眼鏡サングラスを見たら、多くの方がレオンを連想してしまうくらい作中でのイメージは強烈です。「女子供は殺さない」というポリシーを持ち、観葉植物の世話をするなど心優しい側面も多く持ちます。ジャン・レノはトヨタのCMでもドラえもん役で出演しており日本でも高い人気を誇っていますね。

3名とも素晴らしい演技でしたが、残念ながら演技部門での賞の受賞はありませんでした。
まさに「記録」よりも「記憶」に残る配役と演技であったと言えますね。
レオンがヒットした最大の理由の1つはこのキャラクターの濃さであると思います。

ヒット率

製作費:1600万ドル
全世界興行収入:4610万ドル
ヒット率は2.88倍。
意外ですが、知名度の割にヒット率はあまり高くはありません。

客観的評価

①大衆的評価
19回日本アカデミー賞(1996)で外国作品賞にノミネートされています。

②映画レビューサイト評価
ヤフー映画
「劇場版」 4.4/5 (https://movies.yahoo.co.jp/movie/25289/
「完全版」 4.5/5 (https://movies.yahoo.co.jp/movie/51461/
Filmarks
「劇場版」 4.2/5 (https://filmarks.com/movies/8270
「完全版」 4.3/5 (https://filmarks.com/movies/33501
映画.com
「劇場版」 4.3/5 (https://eiga.com/movie/32161/
「完全版」 4.3/5 (https://eiga.com/movie/32162/

劇場版に比べ、22分の追加シーンを収録した完全版の方がやや評価が高いのが分かります。
どのサイトでもユーザーレビューで高い評価を受けています。

おすすめ視聴者層

20代~60代の男女にオススメです。
幅広い層に支持される作品です。

本作の注目人物

ナタリー・ポートマン

ナタリー・ポートマンは、2019年5月に映画『レオン』で演じたマチルダ役について以下のように語っています。

映画『レオン』は「今見ると不適切」

https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a27614640/natalie-portman-190529/

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青雉
1988#japan 大学時代に半年間バックパッカーを経験。大学卒業後、新卒で少数精鋭の中小企業に就職。社員数は全国でわずか40名弱ながら、所属営業マン全員が年収1000万円を超えるエリート集団の中でひたすら揉まれる。 人間としての生活は許されず、過酷な日々を耐え抜くも1年半で退職。その後、社員数1000名のベンチャー企業に転職。前職の過酷な営業経験が活かされ、入社初月で「新人王」、半年で役職に就く。2年後には管理職になり、現在は役員を目指し今日も勉強中!

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