営業/マネジメント

ビジネスに役立つ!できる営業マンが心掛けている超時間錬金術6選【社会人向け】

できるビジネスマンが心掛けている時間の使い方にはどのようなものがあるか。

例えば、目の前に3日以内にしなければならない10コの仕事があるとします。

Aさんは、10コの仕事を3日間精一杯やってギリギリで仕上げました。

Bさんは、10コの仕事を1日で仕上げ、2日間は自分のためになりそうなことに時間を割きました。

この場合、BさんはAさんの「3倍要領が良い」と言えます。

実際にAさんとBさんのような関係性の方は多く、身近においても自分より要領が良いなと思う方は必ずいると思います。

では要領が良い人はどのように時間を使い、スキマ時間や勉強の時間を捻出しているのでしょうか?

私が考える要領が良く仕事ができるビジネスパーソンの時間に対する考え方と実例をいくつか紹介していきます。

⑴午前を制する

午前を充実できるかどうかで1日の納得度は変わります。

「リバウンドを制する者は試合(ゲーム)を制す!!」と言わんばかりに、「午前中を制する者は1日を制す!!」と言い切れます

休みの日や土日に自己成長や自己投資をしたいという方はたくさんいると思います。

一方で「しまった!今日1日中、家でだらだらしてしまって何もしていない!もう15時だ」という方もたくさんいると思います。

これは、少しでいいので午前に何も活動していないことが原因です。

午前中に「やることリスト」の1つでも消費できれば、この現象は限りなく起きにくくなるでしょう。

これに気づいている人は中々少ないので、「1日を無駄にしてしまったな!」っていう日を繰り返してしまっている人は今日や明日から意識していくとよいと思います。

⑵スキマ時間にできることを設定しておく

できる営業マンは休憩の時間や移動の時間など、だれにも管理されていない自由な時間に本を読んだりネットで技術を学んだり、自己研鑽にあたっています。

さらに、5分くらいのスキマ時間であっても「毎日積み上げていけること」を設定し、それを繰り返しています。勉強であれば単語を1つ覚える、問題を1問解くなどです。

このスキマ時間は1日単位でいうとごく僅かですが、長期的に考えると莫大です。スキマ時間の有効活用の継続がライバルとの差を作るといっても過言ではありません

スタート地点は同じだったのに、1年後2年後には差がある人との差は生まれつきの能力の差ではなくスキマ時間の有効活用の差ともいえます。

16時にスタートして16時50分に終了し、次の仕事は17時10分から始めようとした場合、この間の20分に何ができるか、これが決まっていない方は設定することで1日の質は高まるかと思います。

⑶メリハリをつける

できるビジネスパーソンは、さぼり方を知っています。

サボるというのは、1日の時間の使い方にメリハリをつけるという意味です。

1日8時間活動する場合、フルで8時間活動し続けようとすることは仕事ができるほど非生産的だということを知っています。

基本的には毎日同じ作業を繰り返すことが多いので、8時間のうち「仕事をしない時間」をあえて設定します。この「仕事をしない時間」=「休憩時間」ですが、この「休憩時間」の中で「自分のストレスにならない継続できること」を始められるようになると、1日の流れと質はグッと高まります。

もちろん長く活動することは非常に重要ですが、時間が長ければ長いほどパフォーマンスが最大化されるわけではないことを理解しておく必要があります。

⑷やることリストを決めておく

できるビジネスパーソンほど「must(やらなけらばならない)の仕事」と「will(やりたい)こと」が多いです。

そして要領が良いと言われている人ほど、「must(やらなけらばならない)の仕事」を短時間で終わらせているので「will(やりたい)こと」の比率が大きいです。

このような「できる人」に共通しているのが、必ず「やることリスト」を作成していることです。

人間は自分が思っている以上に忘れやすくパニックになりやすい生き物なので、仕事が入ればすぐに追加し、仕事が終わればすぐに削除するリストを常に更新し確認できるようにしておく必要があるでしょう。

そうすれば、常に優先順位をつけて行動ができ、忘れることもありません。

自分は頭の中だけで大丈夫と過信しているほど注意が必要です。

⑸自動化、効率化する

must(やらなけらばならない)の仕事」がとてつもなく多い人の中で、要領よくこなしている人に共通していることは「自動化」させているということです。

自動化とは自分以外でもできる仕事は部下に任せするフォーマットを作成したり、自分にしかできない仕事もエクセルやプログラミングでフォーマット化するというものです。

毎日、同じようなことをするのに、毎日1から作り始めるのはとても非効率的です。

しかし、非効率的な人は実際にこれをしてしまっています。

つまり「エクセルの使い方がいまいち分からない」「プログラミングはよくわからない」という状態のまま自分自身を放置し、結果的にいろいろなことを1から作り続けてしまっているのです。

自動化」させるためには、常に「再現性がある」という条件を頭に入れつつ仕組み化していく必要があるので割と上級者向けといえます。

⑹やらないことを決める

時間を使うのが上手な人は、無駄なことややるべきではないことを常にはっきりとさせています。

例えば、会議の時間や日々の仕事です。

1時間の予定の会議を3時間かけた場合、2時間は確実に無駄な時間です。

日々の当たり前の仕事の中でも無意味なことが隠れているかもしれません。

できるビジネスパーソンは「must(やらなけらばならない)の仕事」の中でも本来必要ではないことを常に摸索して仕事をしています。

会議で方針が決まらなければ、一旦ペンディング(決定しない)することや、無意味なことがあれば上司に報告し相談するなどしていくと「must(やらなけらばならない)の仕事」の中身の質もグッと高まります。

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まとめ

できるビジネスパーソンに共通する時間の使い方を6つまとめました。

できる人ほど、基本的なことを忠実に行い1日の質を高めていく努力をしている傾向があります。

自分を過信せず、自動化と無駄の排除、そしてスキマ時間の有効活用といったように1日の質をグッと高めライバルに負けない時間錬金術を身につけていければよいと思います。

ABOUT ME
青雉
1988#japan 大学時代に半年間バックパッカーを経験。大学卒業後、新卒で少数精鋭の中小企業に就職。社員数は全国でわずか40名弱ながら、所属営業マン全員が年収1000万円を超えるエリート集団の中でひたすら揉まれる。 人間としての生活は許されず、過酷な日々を耐え抜くも1年半で退職。その後、社員数1000名のベンチャー企業に転職。前職の過酷な営業経験が活かされ、入社初月で「新人王」、半年で役職に就く。2年後には管理職になり、現在は役員を目指し今日も勉強中!

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