営業職に就いている皆さん!こんな悩みを抱えたことはありませんか?
「このノルマ、高すぎる….」
「達成なんてできるはずない…」
「うまくいっているところはどうやってやっているんだろう…」
管理職に就いてから、約4年間どんなにキツイ月でも達成し続けた自分が、満を持して達成するチームに必要な秘訣と方法を解説します。(この記事は管理職、マネージャー向きです!!!)
「あ!こういう仕組みでチームって達成するんだ!」ということを知ってもらえたら幸いです!
この記事を書いている人
- 名前:青雉
- 年齢:31歳
- 経歴:大学卒業後、新卒で少数精鋭の中小企業に就職。社員数は全国でわずか40名弱ながら、所属営業マン全員が年収1000万円を超えるエリート集団の中でひたすら揉まれる。
人間としての生活は許されず、過酷な日々を耐え抜くも1年半で退職。その後、社員数1000名のベンチャー企業に転職。前職の過酷な営業経験が活かされ、入社初月で「新人王」、半年で役職に就く。2年後には管理職になり、現在は役員を目指し今日も勉強中!
目次
A) 環境作り
達成するチーム作りと言っても、まずは職場の環境や風土が整っていないと、どんな施策や何を言っても最大限の効果は発揮されないでしょう。
社員のネガティブな発言が多かったり、上司が見て見ぬふりをしているような職場では、とてもではありませんが、達成なんて夢のまた夢です。
環境作りと言っても、細かく属性を分けることができるので、下記で説明します。
環境作りに必要な前提4選!
①上司と部下の理想の関係性に必要な3つの要素
・恐怖を感じる(見られている、怒らせたら恐い)
→恐怖は、マネジメントには一定量絶対に必要です。なぜなら、見えないところで、毎日集中し続けられるほど優秀な人材は少数派だからです。マネジメントは、TOP10%以外に目を向けることが必要です。
・愛がある(未来まで考えてくれているのが分かる、理不尽なことは言わない)
→恐怖だけでは足りません。怖いからやるというのは、ある種正しいですが、トップダウンなやり方であると捉えられ、離職やモチベ低下を助長してしまう可能性があるからです。部下の立場や目線になる思考も持ち合わせましょう。
・尊敬できる(自分より仕事ができる)
→恐怖や愛情だけでは不十分です。遅刻やモラルの低い行動を見たり、上司なのに仕事ができないようだと部下から愛想を尽かされます。そんな関係で成果を出すのは不可能です。まずは、↑の3要素の関係値を築いて下さい。
②職場の心理的安全性を上げるために必要な3つのこと
心理的安全性とは、チームの生産性を高めるためにGoogleが最も必要だと定義している職場環境です。下記でも説明しています。
・否定をしない。(否定ファーストをしない)
→部下の意見に対して、「それはダメ」と理由や意図も聞かずに否定をすることは、部下の「考える力」「やる気」を低下させる要因になるので辞めましょう。
・褒めるときは基準を作る。(これをしたら褒められるというルールを浸透させる)
→むやみやたらに褒めるのは止めましょう。褒めるのであればルールを作り、作ったルールはブラさないようにしましょう。ルールが浸透していけばマネジメントはグンと楽になります。
・聞く。(意見を積極的に聞き、自分の意見も言う機会を多く設ける)
→部下の意見を積極的に聞きに行きましょう。聞くだけでなく、自分の意見も積極的に伝えていきましょう。それがコミュニケーションです。頻度が高ければ高いほど、思考が似るようになってきます。仕事もしやすいと思える関係値を築けるでしょう。
③上司は部下を成長させる責任がある
・定期的(週一程度)で、インプットの機会を与える。
→知識や考え方の共有や伝達。何も与えていなかったら、その上司の下で何が学べるのか分からない部下が増える。
④チームで数字を追える職場作りのために必要な3つのこと
・熱量(熱量の順位は上司から部下)
→上司の熱量が30℃のチームと60℃のチームで、部下まで伝わる熱量にも大きな
差が出ます。結果、1人1人が本来持つ熱量の引き出し率に差がでます。
【熱いチーム】と【冷めたチーム】ができるイメージです。
・計画(計画は上司が考え、部下にアドバイスをもらう)
→計画を考える順位は上司が先です。逆だと達成計画には至りません。
・継続(管理は上司がする)
→継続力が上司に求められる資質の1つ。継続力がなければ、いくら熱量と計画があっても数字を追うことを諦めてしまうことを許してしまう。
B) 目標設定
Aで記載した環境作りができて初めて、目標設定をする効果があると考えています。
では、次に具体的な目標設定の方法を記載していきます。
目標設定のための3STEP
①目標設定をする前に
・上司が部下をどこまで成長させたいか、部下はどこまで成長したいのかを相互に理解
しておく。
・上司は上司が求めていることを、明確に伝えておく。求めていることが理解できな
い状態にはしない。
②目標設定
・月間、デイリーに関わらず目標は1つに絞る。
・一度決めた目標は必ずやると約束させる。
・目標と実力値が近いと思っている人は「やります」という。目標と実力値が遠いと思っている人は「難しいです」という。
・なぜ「難しいのか」を聞き、消化できたら「OK」、消化不良であれば「スモールゴール」を設定する。
③目標管理
・目標は一人では辿りつけるタイプと辿りつけないタイプがいることを理解する。
(例,独学で受験勉強できるタイプと予備校に通わないと勉強できないタイプ)
・管理者やリーダーは合格まで導く塾講師であり、ペースメーカーでもある。
・基本的には、一人で辿りつけないタイプが多数派であることを理解する。
・数時間置きに鼓舞をしたり、目標までの残りを確認したりする時間を作る。
・一緒に追うことで、目標の達成率は飛躍的に上がる。
C) 成功体験
目標を設定したら、必ずクリアさせる。この回数を増やすことが成功体験の回数を増やすことになり、成長になる。
①毎日、成功体験をする
・デイリーでの目標達成→スモール成功体験であることを理解する。
・デイリーでの目標達成は月間での目標達成よりも優先度を高く持つ。
・時には時間を延長してでも、デイリーでの成功体験にはこだわる。
② 月ごとで成功体験を振り返る
・先月比でどれだけ成長できたかが可視化or認知できている状態にする。
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