こんにちは、私は現在企業の管理職(部長)を務めています。
管理職になって約2年が経ちますが、周りのメンバーに支えられ支店目標は毎月達成することができています。社員の心理的安全性を高め、相乗的に生産性を高めていくことが私のモットーです。
今は転職ありきの時代なので、年上や同い年の部下がいて当たり前になっています。
加えて、SNSや働き方改革の影響もあり、上司の指示に100%順応ないわゆる昔の体育会のような新入社員は減少しています。
私が2年間管理職としての業務にあたってきて、面談や付き合いを通して感じた上司としてのあり方として、特にセンスがないと思うリーダーの7つの特徴をお伝えします。
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目次
①自慢話をする
できる営業マンあがりのリーダーにありがちです。
例えば「俺は、こうだった」「俺はこんなこともしていた」といったように、自分が主役になろうとする発言をします。時には必要かもしれませんが、承認欲求を抑えきれずしつこい方が多いです。
会社の新人研修で1日中上司の経歴とか自慢話されて終いには質問ある?って言われて地獄だった時があった。
意図として尊敬させて下につけようとしてたのかな?って思う。
尊敬する人物が特にいない私にとっては超無駄な時間でした。— Raiko kenchi (@KenchiRaiko) July 6, 2020
部下の立場からすると、すごいのはわかるけど、そんな自慢話ばかりされても…という感情になります。
加えて、自分の見え方を重視しているので、あまり部下1人1人の本質まで見ようとする傾向が薄いです。
アドバイスもすべて自分の実力地視点なので、ごくわずかの才能ある社員にしかアドバイスが刺さりにくいでしょう。
はたからみたら「また言ってるよ」と陰で言われているかもしれませんね。
営業マンとしては一流だけど、管理者としては結果を出せないまま終わってしまうかもしれません。
②いつもイライラしている
これは最悪です。上司はいつもイライラしているし、気になって仕事に集中できない。ミスしても報告しにくい。怖いから頑張る。でも限界だから辞める。という負のスパイラルに陥ります。
上司(医者)が人間としてダメ過ぎてですね。朝出勤したら職場の備品がグチャグチャに壊されてたんですよ。イライラしたら物に当たるのはいつものことだし、彼がやったことは一目瞭然なのに「俺は知らんよ朝からこうなってた」と。こんなサイコパスと働くのもうしんどい。
— あい (@haniatiansni) July 9, 2020
いつもイライラしているのは上司自身が自分に余裕がないからです。
会社の体制のせいなのかもしれませんが、自分に余裕を持てるようにならないといつでも起こりうるハプニングに対処できませんし、部下からも愛想をつかされます。もちろん生産性の向上は見込めないことでしょう。
③一貫性がない
昨日と言ってることが違う。前回と内容が変わってるなど指示がコロコロ変わるようなタイプです。
部下の立場からしたら何を信じたらいいんだろうとなりますし、言動に一貫性のない上司に不信感は強まっていきます。
上司「aについて報告しろ」
次の日
部下「aについて報告します」
上司「なぜa?意味不明。bもcもあるだろ。きめつけるな」
次の日
部下「abcdeを調べました」
上司「細かすぎ。fに決定」
部下「はいfを進めます」
次の日
上司「お前は一貫性がない。思い付きで仕事するな!aはどうなった?」
部下「」— grams@イルーナエンディング達成 (@grams_iruna) June 11, 2020
一貫性のないタイプの本質は、おおむね優柔不断であるか理不尽であるかに分かれています。
優柔不断であれば「頼りないな」と陰で思われ、理不尽であれば「この人にはついていきたくないな」となることでしょう。
何か「芯」がある人がリーダーになっていくべきだと思いますし、リーダーになったら絶対に曲げない「軸」は何か決めておくべきです。
④叱ることができない
嫌われたくないから叱りたくないというタイプです。
部下は理不尽なことで叱られるべきではないですが、然べきことに関しては部下自身のためにもチームの秩序としてもしっかりと叱られるべきです。
●「叱れない上司」が増えているのは、相手のことを考えず、自分のことばかりをかんがえているからではないだろうか▲渡邉美樹
— consultant P.J. (@consultantpj) July 7, 2020
叱るべき事項と叱る必要のない事項の棲み分けをしっかりとしておく必要があるでしょう。
そして叱る以上は、相手の立場や状況を鑑み最適切な言葉を選ぶことに気を遣うべきです。
目的もなく叱ることはなくしていく努力が必要です。
また、時には叱る前にアフターフォロー役を決めておくのも一手です。
⑤だらしがない
人の上に立つポジションにいるのにたまにいたるところがだらしない人がいます。
例えば、服が破れているだとか、シャツが汚れている、髪が不清潔、遅刻癖がある、カバンが汚いなどなどです。
身だしなみとして、、、、よく会社でだらしない上司を沢山みます。部下の身だしなみを指摘するより、上司がバシッとカッコ良ければ、部下は自然に真似をしますよね。
— 神田光一 (@kanda0503) July 1, 2020
模範にならなければならないのにも関わらず、自分自身でチームのレベルの基準を下げてしまっています。
リーダーである以上、いつも見られていると思って行動し、見た目の部分でも靴やカバンの中など細部まで気を遣うべきです。こういうところに気を遣えなければモラルや生産性の高い組織を作りあげるのは難しいでしょう。
⑥人のせいにする
これは最悪です。でも結構いますよね。
リーダーとはいえ、会社の社員なので必ずといっていいいほど、上司はいます。
部下と上司の板挟みでもあるリーダーの中には、たまにミスを部下や人にせいにします。
反省して謝罪をしている人に対して怒るという行為は本来必要ないね😓
世の中理不尽なことだらけ💔
だから全ては自分の責任と思っていた方が心は楽☺️✨
上司みたいに人のせいにしてないで、どんな理不尽なことでも自分はどうすればよかったか、どうすればこうならなかったかって考えるといいかもね🤔
— あいみん♡3児のママ☆FX系YouTuber (@FXaimin) July 8, 2020
優れたリーダーは、人のせいにせず、すべて自分が悪かったという前提を置いたうえで、なにがいけなかったか即反省し、改善方法の模索へと建設的な思考回路を持ちます。
⑦部下を放置
部下に仕事を任せるといって自分は一切何もしないタイプです。
思考はいいと思いますが、放置だけでチームや組織がなりたつほど優秀な人材はそう多くありません。
社会人の初期教育は超大事だと思う
それをやるのは直属の上司・どんなスタンスで関わるか
・お金を稼ぐことの考え方
・どんな基準を与えるか
・仕事に対しての意味づけのやりかた
・仕事の意義・価値を示す上司による初期教育で
その後が変わると言ってもいい放置なんてもってのほかだ
— 神谷 潤 (@JUN_KAMIYA_1985) July 6, 2020
部下に仕事を任せたら、丁寧にチェックをし、フィードバックまでしてあげる必要があります。
最初は時間がかかるかもしれませんが、とても大切なことだと思います。これを徹底し、継続できているリーダーが理想的かつ模範的なリーダー像といえるでしょう。
マネジメント力を高めるおススメ本5選
①世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果 [ ピョートル・フェリークス・グジバ ]
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②リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法【電子書籍】[ 安藤広大 ]
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➂管理職1年目の教科書 外資系マネジャーが絶対にやらない36のルール【電子書籍】[ 櫻田毅 ]
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④目標達成するリーダーが絶対やらないチームの動かし方 [ 伊庭正康 ]
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まとめ
「できないリーダーにありがちな7つの特徴」をまとめてみました。
自分がリーダーという立場にいて1個でも当てはまるものがあれば即改善が必要です。
上司に当てはまる項目があれば、その会社はちょっと微妙かもしれません。
アルバイトでも社会人でも、これからリーダーになろうとしている方がいれば、上記のことを反面教師にこれに当てはまるものがないようにしていく必要があります。