今回は映画『イップマンシリーズ』に関する様々な情報を分析し解説します。
今回はシリーズの1番初めにあたる2008年の『イップ・マン 序章』以降制作された、ウィルソン・イップ監督、ドニー・イェン主演のシリーズ4部作についての解説します。
ハーマン・ヤオ監督の『イップ・マン 誕生』や『イップ・マン 最終章』はシリーズとは無関係なので除外します。
まだ見たことがない方や1度見たことがある方も是非とも参考にして下さい。
目次
評価
総合評価
84点
「イップマンシリーズ」の項目ごとの評価や評価できる点と評価できない点をまとめました。
エンタメ性 | |
---|---|
脚本 | |
演技 | |
ヒット率 | |
客観的評価 |
超簡単あらすじ
伝説のカンフーマスター、ブルース・リーの師匠で”詠春拳(えいしゅんけん)”の使い手イップ・マン(ドニー・イェン)の半生を描く。
1930年代戦下で日本軍の侵略と対峙した第1作『序章』(08)、終戦直後の1949年イギリスの領地下となった香港で自らの信念を貫いていく第2作『葉門』(10)、1959年アメリカからの刺客フランクと対峙し家族を守るために戦う第3作『継承』(16)、そして1964年の香港を舞台にイップマンの最後の戦いを描く第4作『完結』(19)へと向かう。
実話を元にしていることもあり、実在した「イップマン」がどれほどすごい人物かが、映画を見ると一目瞭然で分かります。
リアルタイム
イップマンがいいですねw pic.twitter.com/wTfw4P4VfQ
— gurirubooth©︎ グリルブース©︎ (@gurirubooth420) August 24, 2020
やっぱ格闘技やってる男、戦う男はカッケェ pic.twitter.com/nkNS6a5EZP
— 田辺江星 (@kosei_tanabe) August 23, 2020
夏の終わりに『イップマン 4』鑑賞。「言葉にしなくても,この姿から言いたいことは伝わるでしょ(今までの3作品を見てきたあなたなら)。」まさに”ド兄イップマン”の集大成。
そしてやっぱり詠春拳の無駄のない動きが美しい。
それとルオナン役のヴァンダ・マーグラフがかわいい。— pec. (@pecocyu) August 23, 2020
エンタメ性(主観)
上映時間は約105~110分と比較的短めにまとまれています。
第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 第4弾 |
イップ・マン 序章 (2008) | イップ・マン 葉問 (2010) | イップ・マン 継承 (2016) | イップ・マン 完結 (2019) |
108分 | 109分 | 105分 | 105分 |
「平和→事件→危機→解決」と話の流れは起承転結はっきりした王道のストーリーで、だれが見ても明快でストレスフリーなまま視聴ができると思います。
何より優れているのはやはりアクション。主演のドニー・イェンの動きの切れが他のどんなアクション映画も敵わないほど速い。
このアクションを見るだけでも価値があるのと、これを見て魅了されない男性はいないのではないかと思います。
しかし、優れているのはアクションだけではなく、あのブルース・リーの師匠ということもあって人間性も化け物級に優れています。
日本でイップ・マンに敵う素質があるとしたら、イチロー選手くらいだろうか…。この素晴らしい人間性とキレッキレのアクションは鑑賞しないと伝えきれないので未鑑賞の方にはぜひとも見て頂きたいオススメのシリーズです。
脚本
香港の脚本家であるエドモンド・ウォンが全シリーズの脚本を担当しています。
脚本に関わる主だった賞の受賞はありません。
演技
イップマンシリーズで何より素晴らしいのが、カンフーアクションで世界中から「宇宙最強」と評されています。
主演のイップ・マンを演じたドニー・イェンは、「ブルース・リー」を崇拝し、母親の影響から幼いころより武術を習っていた生粋の武術家です。さらに武術学校では2歳上にかの有名なジェット・リーがおり、1982年には最優秀武術家にも選ばれるなど武術界においても頂点を極めている本物の俳優といえます。
そのドニー・イェンが繰り出す演技はもはや演技という枠を越えて、芸術の域を感じるほど洗練されていて美しいという印象を抱いてしまうほどです。
ヒット率
シリーズ | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 第4弾 |
タイトル | イップ・マン 序章 (2008) | イップ・マン 葉問 (2010) | イップ・マン 継承 (2016) | イップ・マン 完結 (2019) |
製作費 | 1171万ドル | 1290万ドル | 3600万ドル | 5200万ドル |
興行収入 | 2210万ドル | 4972万ドル | 1億5684万ドル | 上映中(2020年8月現在) |
ヒット率 | 1.88倍 | 3.85倍 | 4.35倍 | 未定 |
シリーズが進んでいくにつれ認知度が増え商業的な成功も収めているといえます。
客観的評価
映画レビューサイト評価
シリーズ | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 第4弾 |
タイトル | イップ・マン 序章 (2008) | イップ・マン 葉問 (2010) | イップ・マン 継承 (2016) | イップ・マン 完結 (2019) |
Yahoo!映画 | 3.95/5 | 4.02/5 | 4.11/5 | 4.22/5 |
Filmarks | 3.9/5 | 3.9/5 | 3.9/5 | 4.1/5 |
映画.com | 3.8/5 | 3.8/5 | 4.0/5 | 3.9/5 |
シリーズが進んでいくにつれ評価が高まっており平均でも4.0近くを獲得しているので、シリーズにハズレはなしといったところですね。
おすすめ視聴者層
10代以上の男性にオススメです。
鑑賞後は、イップ師匠のファンになること間違いなしです。
映画やアニメを見るならAbemaがおすすめ!
「休日に映画やアニメをみたい!」
「ネットフリックスやhulu、U-NEXT以外のサービスを使いたい!」
そんなあなたには、安価で作品数の多いABEMAプレミアムをおすすめします。
ABEMAプレミアムのメリット
- 初回登録なら2週間無料
- 好きな時に解約できる
- 月額たったの960円!
- アニメやドラマ、映画など王道ジャンルに加えて、麻雀や格闘、音楽など幅広いジャンルの番組が見放題!
ABEMAプレミアムの特徴
- ABEMAで視聴できる映画ランキングhttps://filmarks.com/list/vod/abema
- ABEMAで視聴できる映画ランキングhttps://filmarks.com/list-drama/vod/abema
- 月額たったの960円!
- 好きな時に解約できる
新規のお申し込みはこちら
インドア派の方や、映画やアニメ・ドラマ好きの方、新しい趣味を探している方でも2週間無料で始められます。
すぐに登録できるので今すぐ始めちゃいましょう!
また下記の記事では、おすすめのほかの映画を紹介しています。